もしも連載の主人公がにゃんこになったら。
Ver.天覇絶槍
幸村「…、殿で、ござるか?」
「ん」
幸村「殿は人間の女子であられたばずだが…」
「ん」
幸村「しかしなんとも…面妖で…ござる…」
「……」
幸村「この、耳…!」(くわっ)(ばっ)
「触んにゃ」(ばしっ)
幸村「しかし、そうは言っても…」
「にゃんだよ」(ぴこ)
幸村「目の前でこうも勇猛果敢に動くとなると…」
「勇猛果敢って言うにゃ。俺の耳は武士か」
幸村「ぬう、致し方ない…
そういえば殿、某、団子を持ち参じたのでござる」
「にゃぬっ!よこせ!」(ぴこーん!)
幸村「(す、凄い反応でござる!)然らばこれを、…」
「…」(じぃっ)
幸村「……」(さっ)(→)
「にぃっ」(じっ)(→)
幸村「(こ、これは、堪らぬっ)……」(ささっ)(←)
「ににっ」(じっ)(←)
幸村「……」(なでっ)
「にゃにゃ!にゃんだ、いきなり!」
幸村「その…殿、だ、抱締めても宜しいか」(なでなで)
「…団子くれるにゃら、許す」 (ごろごろ)
幸村「(撫でられるのが好きなのでござろうか…)」
幸村、可愛いもの好き予備軍
(団子のためであって、なでなでが気持ちよかったからじゃあねぇぞ)
(ぬぬ、そうなのでござるか?ならば団子を差し上げねば)
(馬鹿野郎、手を止めるな。もっと撫でやがれ。腕はもう少し力入れろ)
(殿…)